アメリカ人に好評‼️ロールケーキのススメ
こんにちは。長雨も上がりまして、カラッとした良いお天気🌞
先日、携帯の緊急速報がけたたましく鳴りました。何事かと見るとflash flood warningと。意味を調べると鉄砲水注意報⚠️とのこと。この辺りは谷が多いからかな🤔?アメリカで警報音が鳴ると、日本にいる時以上に肝が冷えます😬
さてアメリカへ来てからハマった事、それはロールケーキ作りです👩🍳もともとお菓子作りはする方ですが、友人がSNSで美味しそうに作っていたので食べたくなり🤗でも思いの外難しい😱難しい方が燃えるのが人間というもののようで、何度も何度も焼き、ようやく形になってきました。という訳でロールケーキ修行のお話です🧁
✴︎アメリカのケーキ事情
アメリカの大型スーパーにはだいたい、ケーキコーナーがあり、色とりどりの😅ケーキや、カップケーキが陳列されています🎂
でもお味はきっと、大味なんだろうなぁ…とか、ちょっと色が勇気いるなぁ、なんて思って挑戦する気にならなかったのでした。
そんなある日、birthday cakeを食べる機会があり思い切ってwhole foodsで購入👌見た目が毒々しくなくて美味しそうなのが決め手です😍
ショートケーキに近い、クリームとイチゴのケーキにしました🍰
お味は…うーん‼️やっぱり残念🤦♀️
見た目が美味しそうだったので期待してしまった感もありますが…
具体的には食感がイマイチ。スポンジがパサっとしていてスカスカな感じ、味も異様に甘みが際立っています。クリームもバタークリームでは無いものの、日本の生クリームとは違う風味と甘さで、完食できずでした🙇♀️ごめんなさい🙏
聞く所によるとみなさん一度はこのアメリカンケーキで失敗談があるようで、日本のケーキとのギャップは在米日本人あるあるのようです😝そんな訳でちょっとトラウマです。
でも買おうと思えばあります‼️日本人には85℃ Bakerys というお店が人気↓
少々高いようですが、お味は日本のお店のケーキ❤️お友達のバースデーパーティーの時にいただきましたが🙏
✴︎まずはロールケーキを焼いてみる
話を元に戻して…。ふと目にした写真から無性に食べたくなり、作ってみる事にしました。作り方は至ってシンプル‼️
卵、お砂糖、牛乳、キャノーラ油、薄力粉、生クリームが原材料。卵は別立てにして生地を作り焼いたら、クリームを塗って巻くだけ。こう書くとますます簡単そうです‼️
私はロールケーキを焼くのに何か代用できるものを…という事で使い捨てのグリル容器を使用しています😁
初回からまあまあの出来でした。家族で食べたのはもちろん、お友達にもお裾分けすると喜んでもらえました。そこで調子乗りスイッチが入り、人にあげるからにはもう少し見栄え良くつくりたい‼️と思い調べてみると、めくるめくロールケーキの世界に誘われたのでした。
✴︎ロールケーキの難しさに直面
ロールケーキには表巻きと裏巻きがあります😲
表巻きは焼き目が外側にくる巻き方
裏巻きとは焼き目を中にする巻き方
の事です。(写真はそれぞれフリー素材からお借りしました)
裏巻きは焼き目を気にしなくても良いので、初心者に向いていますが、何度か作るうちにメラメラと表巻きへの憧れが生まれてきました🔥だって、お店屋さんのロールケーキってほとんど表巻きだもの‼️こっちがカッコいい、みたいな憧れです。ここから格闘が始まります。
表巻きにするには
- 焼き目をきれいに焼くこと
- 焼き縮みを少なくすること
- 焼いたあと、焼き目が外れないようにすること
- 割れないこと(これは裏巻きでも大事)
が大事になってきますが、これが中々難しい。水分量がとても重要なようで、材料の調合と焼き温度、焼き時間など、調整できる部分がいくつもあるから、ベストな配合をさぐりさぐり🔍
最初は焼き目が上手くつかなかったり、ベタついて焼き目がベロンと剥がれたり…そんな時は急遽裏巻きに変更していました。
そのうち、焼き温度を上げる調整にトライしだしたころから、割れるように😱
まるでキャニオンです。最後のクリームを乗せて巻く工程のところでポキッと折れるのだから、心も折れます😭
そして50本は焼いたでしょうか…。ついに念願の‼️
うん、まあなんとか形になってる‼️
ようやくコツが掴めたのでした。
✴︎アメリカ人にも好評‼️
50本も失敗して、まだ諦めなかったワケは、暇だからという理由だけではありません😅それはアメリカ人はじめ、外国人にもウケが良いからです😝
娘の学校で、ポットラック形式のクリスマスパーティーがあった時、ちょうど私の中でブームだったので焼いて持って行きました😁
この時のロールケーキの売れ行きが良く、アメリカ人のママから、このケーキは誰が作ったの⁉️こんなフワフワ初めて食べた‼️と大喜びされた他、担任の先生からも、youのケーキは美味しい‼️と絶賛してもらいました。中国のママもたくさん食べてくれました。
正直まだ完成度は低かった時期のロールケーキなのに、、、です。
また、同じ頃に日本人の帰国者の方へのfarewell partyの時にも恐る恐る持っていってみました。すると日本人の子供達は飛んできて食べてくれました😋ママー美味しいよー‼️そうねぇ、日本の味よねー‼️といって喜んでくれたのです。
確実にロールケーキの需要を感じた瞬間でした。アメリカ人にも現地日本人にもウケるケーキ、それがロールケーキだ‼️と感じたので、必死に修行を続けたのでした👩🍳
それ以降も末娘のプリスクールでのお誕生日会にロールケーキを持参しました。2、3歳のアメリカ人の子供達が完食してくれ、美味しいと言ってくれたのできっと小さな子供にも受け入れられるはずです。小学校の先生へもバレンタインに焼いて持って行きました。賄賂です。めちゃくちゃ喜ばれました。それからというもの、話題も増えました笑。ロールケーキは良い仕事をします‼️
✴︎ロールケーキ作りの本質
いや、本当に大事なのはそれで心象を上げる事よりも、話のツカミが掴みやすい事だと思うのです😁たかがロールケーキ一本、私のような素人が作ったモノが、そんな飛び上がるほどの喜びを提供できているか、と言われると自信はありません😅でも少なくとも、今までまるで私に興味の無かった人達が、私に興味を持ってくれるようになりました。こいつはお菓子作りが好きな人間なのか(実際別にそんな好きじゃないんですが)、日本ではこんなフワフワなスポンジをたべるのか、これは原材料は何か、どういう工程で作るのか、など会話の糸口が見つかります。
私は英語ができないのである程度話して、こいつは英語を話せないんだな、と悟られると悲しいかな相手にしてもらえない事も多かったです。これはアメリカでのママ友作りで困っていた事でした。こちらに引目もあるし、イチイチ会話を止める罪悪感もあるし。でも先生との会話が良い例で、これを機に会話が増えた事で自然と娘の学校生活に関しても対話する事が出来るようになった気がします。
ロールケーキに限らずですが、自分が彼らにとってどんな興味引く人間であるか、有益な情報のある人間か、を瞬時に判断するのがアメリカの人達🇺🇸興味ある情報になら、多少会話がスムーズじゃなくても我慢して付き合ってくれるようです。そして彼らは日本風のロールケーキを美味しいと感じる人が多いようです😂
ロールケーキも安定して上手く焼けるようになってきた矢先にコロナ騒動です。ますます悔しい〜‼️アメリカにいるうちに、皆で食べられる日はまた来るのでしょうか?来てほしいです🙏🙏🙏
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