アメリカキャンプ体験記〜続編〜
こんにちは。ミネアポリスの件で、アメリカは揺れに揺れています。こんな平和なサンディエゴでさえ、少し離れた内陸では暴徒化した集団の騒ぎがありました。根深い問題なだけに、コロナストレスと相まって大きな事態になっているように感じるのですが、またリサーチして所感も記録したいと思います。
さて、今日は前回の続き、アメリカで初キャンプしたお話です。前回の記事はこちら👇
✴︎いざキャンプへ‼️スケジュールは?
初キャンプ、予約段階でチェックイン時刻を確認すると14時とのこと🕰それならば金曜→土曜のキャンプにすれば、日曜日はゆっくり過ごせる😍と皮算用しました。
という訳で、金曜日の午前中に行われた子供のオンライン関係や宿題を必死で終わらせ、しかもサンダーバードが上空を飛ぶという情報も得たので、それもチェックし✈︎
おおよそのモノは前日に準備していましたが、生鮮品などの最終準備をしていざ出発🚗💨結局ばたついて、家を出たのが14時前くらいでした。
今回予約したのはAgua Caliente というアンザボレゴ砂漠のキャンプサイト🏜
経験者が皆一様に推しのキャンプサイトだったので、はずさないのだろうと迷わず選びました。
到着したのはおよそ16時頃。
ゲートの所にレンジャーの小部屋があり、そこでチェックイン🌈番号の書いた紙を渡され、車に貼るように言われます。施設の注意点を一通り聞いたら、いよいよ自分達のサイトへ向かいます💙
中を車で移動すると予約者数を絞っているとのことで、ガラガラに感じました。
前後左右のスペースは使われておらず、視界の中に他のゲストはほとんど見えません。まるで砂漠の中に居るのは自分達ファミリーだけなのではと錯覚するような貸切感❣️これはこの騒動唯一の賜物です。
ここで砂漠キャンプの注意点⚠️
とにかく暑い😵💦
到着時刻は陽が高い時間は超えていたものの、まだまだ日差しも地面も暑く、風も無く、日陰もない‼️予約の時に一部日陰とかかれた場所を選びましたが、まったく日陰は無かった場所でした。
まずすぐにタープを張り、子供を日陰に入れて動かないように指示しました📣
私の抱いていたキャンプのイメージは、木陰で涼しく肌寒いくらいの所で薪を焚いて…🔥という感じ。暑くてとてもじゃないけど火をくべることなど想像もしたくありません🥵
友人からキャンプの極意はどんな疲れても先にテント‼️と聞いていたので、暑い最中、夫婦で必死にテントを建て⛺️陽が山向こうに沈みかける頃には涼しくなってきたので火を起こし、夕飯の支度に取り掛かりました🍙
Agua Caliente の人気の秘訣はプールがあるという事も大きいようで😅この砂漠の暑さの中、プールの有り難みを痛感しました。せっかくのアウトドアなのに、ジッとしてなさいー‼️のギャップに、子供達もキョトンとしていました笑。早く本当の楽園になれば良いな🏜
✴︎ごはん事情
キャンプ飯は楽しみにしていた一つ😊初心者な我が家の献立はBBQ🍖とパエリア🥘に挑戦。
悩んだのは調理器具でしたが、ガスボンベコンロを一つとフライパン大小をひとつずつ、そしてアメリカBBQではお馴染みの
ディスポパン
こんなような網目になっているもの
も持参しました。
買い出しの段階で、Grill Topperと書かれた網も発見し調達しましたが、日本のBBQの時に使う網と違って、フニャフニャ👻
使い方は↓のようなのですが、結局これをファイヤーピット付属の網の上に置いてもあんまり意味無い…?細かな具材がこぼれ落ちない用途なだけ??
食材が直に下のファイヤーピット付属の網に付いてしまう事に抵抗があるのですが、みんなどーしてるんだろ🤔?加熱するからいーじゃないという感覚なのかな?炭だらけだし、洗い残しがあるかもしれない共有の網の使い方…謎です。
お肉を焼くBBQはともかく、パエリアは火加減など難しく、美味しかったけどもっと美味しくなりそう‼️まだまだ課題の残るものでした😅
そんな中我が家のヒットはつくね🐓前日から仕込んで串刺しにして持っていけば、なんとなく焼き鳥風で子供にも人気でした🙌
✴︎いざテントでの時間
夕暮れになりようやく涼しくなりました。
お腹も満たされ、子供達はテント内ではしゃぎ始めました👯♀️うんうん、キャンプっぽい‼️
ランタンをたいて、焚き火がパチパチとはぜる音も良いBGMになります。
20時過ぎにようやく、あたりは真っ暗になりました。夜空には満天の星空🌌天体を勉強したくなるほどにクッキリです。砂漠ならではの景色なのかな?前にデスバレーに行った時も星が美しかったけど、ここは建物も無いからより一層引き立ちました。
子供の寝つきが悪く、子供を寝かしてから一杯🍷…なんて事も出来ず、大人がテントに入るまでずっと起きていました。
エアマットを敷いて寝ましたが、当たり前ですが家の布団で寝る感じとは全く違い、寝心地は、うーん😅子供も何度か起きてきたりと、朝まで熟睡とは行きませんでした🌛
主人には不自由をも楽しむのがキャンプだよ、と言われ納得😂砂漠の中で寝る経験など、きっと日本に帰ったらできないもんなぁ…アメリカキャンプの醍醐味です🇺🇸
✴︎トレイルも盛り沢山
翌朝、6時にはすっかり日の出をむかえており、まぶしくて目が覚めてしまいました。自然と共に生活している感じがすごい🌞笑。
寝不足でもアドレナリン出まくりの子供達は、朝から元気です。朝ごはんをささっと済ませて辺りを散策すると、トレイル道がたくさん。これなら行けそう‼️
早々にテントなどを撤収し、暑くなりすぎる前に行く事にしました。
入り口にヘビに注意の看板
この時期、ガラガラ蛇が出るシーズンとの事🐍家の近くのトレイルで出会ったので、子供達かなりビビります。
ずんずん行くと
またトレイル道
あっちにも
こっちにも
基本、蛇には注意。それと…
え!mountain lions 🐆って書いてる‼️
いわゆるピューマの事らしく、そんな恐ろしい危険生物がいるかもしれない場所なんて、一気に怖くなりました😨
しかも立て看板には、もしピューマにあったら、走らない、手を振って大声で…などと具体策が記載されていました😨😨😨現場では詳細を読み込んでなくて、記事を書くにあたり写真を見返して、今、冷や汗が出ています💦
そうとは知らず、少しだけ進んだトレイルはただただ広大な砂漠地帯。カクタスも自生していてジョシュアツリーを思い出していました。
✴︎砂漠キャンプの驚きポイント
とにかく暑い‼️
虫対策のため長ズボンで行きましたが、他のゲストは皆タンクトップに短パンのようなビーチスタイル🏖なんならビーチより暑いもんね😵
虫は、日中にハエが大量に飛んでいて煩かったですが、夜になると自然とどこかへ消えていました。蚊などは遭遇せず。アメリカでの蚊との遭遇率はかなり少ないので、本当にありがたい。
また意外な所で、夜中寝ていると足音の響きがとてもクリアに聴こえてきました。ダイレクトに地面近くに横たわっているからでしょうか?他のキャンパーが歩いている音が鮮明に聞こえるし、トイレのドアの開閉音や流水音もかなり大きく響いて地面から聞こえてきました。夜中に我が家のテントに人が近づいてきたのかと気になり、おかげでますます寝不足になってしまいました🤣
ちょっと違う驚きといえば、少し離れた場所に売店があるのですが、これは正にアナと雪の女王1に出てくるオーケンの店のような雰囲気と品揃えでした🤣
使いかけのような品物がたくさんあり、まばらな品揃え。人参などの生鮮品も多少置かれています🥕いつ仕入れた人参なんや🤭私達の他にもう1組、今からキャンプに行くというゲストが入ってきて、普通に氷とお酒を買って行きました👏
✴︎中毒性のあるキャンプ
今回はトレイルを終えて、暑さで身体がバテる前に退散しました😊近くに岩場もあるので子供達はまだまだ暴れたかったようですが、大人が限界🤦♀️🤦帰宅後も尾を引いて三日は疲れが取れませんでした🙀金曜→土曜にしておいてよかった💦
全部を終えてみて、初めてのキャンプで緊張はしたものの、かなり充実した時間になりました⛺️コロナ禍で子供達は外出ができずに相当なストレスをかかえ、私達もまた四六時中騒ぐ子供と一緒に家の中で過ごす事に限界を感じてきていました☠️
日本よりは広いであろう住宅環境で、日本よりは人口密度の低いだろうこの環境でさえ、こんなに息詰まるのだから、日本できちんと自粛をしていた人はどれほどのストレスなのだろう、と考えると、本当に少しずつではありますが緩和されてよかったなぁと感じます。
キャンプ。どっと疲れるし寝れないし準備はかなり大変だけど、またやりたい欲はメキメキ上昇中⤴︎日本でもかなりのブームと聞きました。あとは睡眠の確保を真剣に考えながら、帰国しても続けて行きたいな✌️