fa004のカリフォルニア滞在記

3人の子連れで行く

アメリカの小学校事情

こんにちは!前回よりも規制はどんどん厳しくなり、ついに外出禁止(stay at home)令が出てしまいました。という訳で家の中に騒がしいのを3人入れておかなければならず、子供より先に私がパンクしそうです🤯

 

今回こんな事になってしまって、学校の先生達ともやりとりを頻繁にするようになりました😄普段からアメリカの小学校ってすげーなー👏と驚く事がいくつかあったのですが、この事態での対応についてもビックリしたので、書いてみたいと思います✍️

 

 

✴︎入学手続き

遥か以前のように感じますが渡米したての8月。その月末にレジストレーションを開始するとの情報をホームページで得たので、学校のofficeに行きました。その場でかなりの枚数の書類を書いて提出。日本で事前に準備しておいた予防接種証明書や在籍証明書なども必要書類でした📄

レジストレーションは書類提出だけであっけなく終了し、持ち物の説明などプリントがあるのかと思いきや全く無し。つたない英語で尋ねるも、心配ない、first of dayにお弁当を持って時間通り来てくれて🍱と言われるのみ。事前の準備物なども一切わからずとても不安でした🌀

あとからわかった事ですが毎年、8月になるとその年度の生徒募集受付を開始するようです。日本のように入学前に検診などがある訳でもなく、説明会も無く、通学許可も一年単位で更新。日本の制度との差がありすぎて驚きました。

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✴︎donation

アメリカはなんでもかんでもdonation💰渡米当時、その寄付文化にびっくりしましたが、学校でももちろんdonationです。

新学期がはじまるやいなや、先生からdonationのお願いプリントが配布されます。クラスの先生が欲しいモノをリストアップしていて、それを現物で各家庭が用意して持っていく、という仕組みです。

donation listの内容は担任の先生によって様々。鉛筆やノリなどの文房具✏️のように分かりやすいモノから、園芸用品やtreasure boxに入れるオモチャというリクエストまであり、どんな事に使うか想像も出来ない私達は訳もわからず掻き集めました🕵️

また学校レベルでのお金のdonationも頻繁に行われています。通常のdonation依頼だけでなく、グッズ販売によるdonation、近所のレストランやデリバリーのピザショップなどで買い物をすると学校にdonationが入る仕組み🍕など様々な形でのdonationの機会が用意されています。

 

✴︎担任の裁量の大きさ

donation listにHome Depotのギフトカード(金券のようなもの)も載っていたのですが、学校の先生がギフトカードを要求するなんて、横領する気での要求かもしれないじゃないか😨…と理解に苦しみました。しかし、今になってよーくわかりました。アメリカの(特に今お世話になっている)先生方は本当によくやってくれています🙇‍♀️先生あらぬ疑いをかけてごめんなさい🙏💦

そもそもアメリカでは学習指導要項的な学年毎の学習指標はあれど、学校の中で指定された教材というものは無い様子。結果的に使っている教材が同じになることは多いものの、どのように学習を進めるかは、各担任の先生によるそうです。先生によっては自腹で教材を買い集めたり、クリスマス会などの発表会をする際の衣装を買ったり…。熱心な先生ほどお金も時間もかけて、子供達の事を考えてくれているようです。

クラス分けに関しても先生の裁量が発揮されるそうで、お目当ての先生が居る学年になる時にあらかじめお願いしておくと、その先生のクラスになれるそう‼️(ちなみに学校の先生は毎年学年が変わる、なんて事はほぼ無く、ずーっと同じクラス、同じ教室にいます。生徒の方が毎年変わっていくシステム)なので弟妹のいる人は兄姉の先生にお願いする、なんてこともザラだとか🤣すごい‼️ここまでくると、さすがに癒着とかありそうで大丈夫なのー?という気もしますが、まだ小学生なのでまかり通っているのでしょうか🤔

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✴︎ボランティア

アメリカでの学校と親との関わり方はとっても自由。踏み込みたければどこまでもいけちゃいそうです。PTA組織もあり、そこは学校と連携して日本さながら、いやそれ以上かもしれません。

英語に不自由な私でもできる学校との関わりは、ボランティアです。遠足など事あるごとにボランティアを募集されるほか、ルーティンでクラスに入って先生のお手伝いをしたりもします。慣れてきた最近は私も末娘がプリへ行っている時だけボランティアに入っていましたが、求められるお手伝いも先生によりけり。

基本的には配布プリントの分配、クラフトの下準備、各生徒フォルダへ書類の振り分け、などの事務作業なのですが、mathの時間にカブると質問〜‼️と言って生徒が私の前にも列を作ります😱NOとも言えず、先生も見てやってくれよ的なスタンスなので、カタコトの英語で話します。…が、本音は私のところへ来ると先生より厳しく無いしサボれるので来る、といったところでしょうか🤦‍♀️

子供の学校での様子を垣間見れるのでとても貴重な時間です😄宿題として、月に一度発表する課題が出るのですが、子供の発表を見たかったら来ても良いよーとのこと‼️そんな自由度の高い学校への出入りに、驚きました。

 

✴︎連絡はアプリで

新学期すぐに、連絡はメールまたはアプリでお願いね、と言われました。class dojoというアプリを推奨されたのですが、それが素晴らしい‼️写真やデータなども共有でき、さらに子供が真面目に取り組んだり、良いことをするとアプリ内でポイントが付与されます。そのポイントを貯めると、donationに出てきたtreasure boxからオモチャが貰える、という訳だったのです🧸

日本で通っていた小学校🇯🇵は、子供の件でのやりとりについては連絡帳か電話、名簿は個人情報の兼ね合いから無し、連絡網は電話番号情報が載っているくらいでしたが、こちらはアプリに名簿もメールアドレス。これだけITが普及しているので確かに普通の事ですが、サラッと近代化を取り入れている姿にとてもギャップを感じました。ここはアメリカの事を見習えば良いのになー🇺🇸個人主義だからアプリを取り入れるのもプリント配布でお知らせするのも、担任次第。日本は一律主義なのでクラス間で差が出る事が許されないのでしょうね🙅‍♀️できない先生に足を引っ張られて不便なのは違う気がします。

 

休校になって1週間と半分、学校では様々な会議が行われ、先は見えないもののなんとか学習を終わらせるべく先生方も工面してくださっているようです。

学校から新たな動きもあり、休校中の学習環境が変わりそうなので、続きは次回🙋‍♀️長くなったのでそれがハッキリした時にまた続編を書きたいと思います💁‍♀️

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